カテゴリー「 未分類 」の記事

21件の投稿

良い野球選手とは、どんな選手でしょう? 例えば、バッターなら打率が高い、足が速い、バッティングフォームが良いなどそういったことを思い浮かべると思います。 実際野球の本場アメリカでは、選手をスカウトする際にはこういったことを評価基準にしていました。 しかし、アスレチックスのゼネラルマネージャー、ビリー・ビーンは少し違いました。 従来の評価基準にとらわれず、統計学的に野球を分析し独自の評価基準を生み出したのです。 そして、ビリーはその基準に基づいて選手をスカウトしていきます。 スカウトされた選手は、それぞれ個... Read More

喫茶店に行く前に、何か小説でもと思って立ち寄った書店で、偶然グレーの猫の表紙を見つけました。これが「通い猫アルフィー」との出会いです。 我が家にも2匹の猫がいるので、つい猫関係の本には目がいってしますのですが、この本はまさにジャケ買いでした。家の4歳のにゃんこと雰囲気が似ていたのです。 通い猫、という言葉がまず聞きなれなかったのですが、読み進めるうちになるほどと分かってきます。なぜアルフィーは通い猫になったのか。このくだりだけでも感情移入してしまって、喫茶店でうるうるしてしまいました。 猫は自分勝手で、わ... Read More

ホラーで定評のある作家貴志祐介先生の作品ですが、これはホラーというより、エグさと少々のグロさとサバイバルが基本になってきる気がします。 タイトルのクリムゾンは、赤い岩肌に囲まれた砂漠からきています。 主人公はある時目を覚ますと、なぜか見知らぬ火星のような、赤い岩肌に囲まれた場所に。その後いろいろなヒントや手掛かりを探し、行動をしつづけていると自分がどうやらスナッフ・ビデオ(人を殺す様子や死ぬところを映した一般では流通していないビデオ)の登場人物の一人として、選ばれたことを知ります。 実はこのビデオに出てく... Read More

「あんじゅう」は、宮部みゆき先生のライフワークであるシリーズの、二冊目です。辛い事件から心に深い傷を負った少女・おちかが、叔父の計らいで様々な人の、不可思議な経験を聞き集めるうちに、少しずつ前を向き始めます。 この巻には四つの物語が収録されていますが、私が特に好きなのは表題作。 ある若侍が打ち明けた、不思議な「紫陽花屋敷」にまつわるお話です。 おちかの身近な人物も関わるその屋敷は、以前から住む人もおらず荒れ果て、不気味な声や気配がすると、恐れられていました。かつて屋敷に住み暮らしていた加登夫妻は、やはり不... Read More

最近、豪華列車が続々と登場していますね。 その電車のデザインは誰がしているのかということを考えたこと、私は一度もありませんでした。 この本の著者である水戸岡鋭治さんは九州新幹線をはじめ、和歌山の紀州電鉄の車両デザインなど多くの列車をデザインされている方です。 近年登場したななつ星という豪華列車も水戸岡さんのデザインです。 この本には、水戸岡さんがデザインされた列車などについてはもちろん、どうしてデザインすることになったのかというきっかけや、デザインするうえで気を付けた点など、そのプロジェクトについての姿勢... Read More

この本と出会ったきっかけは、職場でのストレスがあまりにも酷く少し鬱っぽくなっている自分を感じた時でした。 ボーナスも少なく又、昇給も無いにも関わらず「私、かなり働いていない!?業務多くない!!!???」という気持ちが爆発しました。 しかし、環境を変えることは難しいし、こう思ってしまう自分をまず変えようとビジネス本を何冊も買い漁った中の1冊がこの本でした。 著者自身も怒りに触れた実体験が載っており、親近感が沸きます。 サラリーマン時代に理不尽な目に遭い、怒りを上司にぶつけ部署異動になり鬱病にまでなった著者で... Read More

どんな時代でもなくならず、また結婚している、していないにも関わらず女性の悩みのベスト3に入る「男性の浮気」をテーマに書かれた作品です。この作品は、作家本人が体験した話をもとに書かれているので、浮気のテーマを書かれた作品は、数多くありますが、本作品はリアリティが違います。 結婚されている方は、おおいに共感できる部分があるでしょう。 また、これから結婚を控えている方には、結婚のリアルを事前に学ぶことができることでしょう。 女性だけではなく、男性の方も自分のこれまでと重ねて読むと、女性の鋭い所に背筋が凍り、男性... Read More

東野圭吾の小説です。以前から同作者の他の作品を好んで読んでおり、この作品も手に取りました。 「虚ろな十字架」は死刑制度の是非がテーマになっています。 死刑制度に関わる問題が起きるのですから、悲しいシーンも多いです。 主人公の家族が被害者となるのですが、家族を失った人の苦しみについて、文章を読みながら痛いほど考えさせられます。 悲しみをどのようにして克服していくのか、死刑制度が悲しみを乗り越えるための一助になるのか、という点もこの小説を読みながら思いを巡らせました。 被害者と加害者、また事件を裁く側それぞれ... Read More

私がお勧めしたい本は、乙一さんの「夏と花火と私の死体」という本です。 この本との出会いは、母が昔に買って家にあり、何か面白い本はないかと尋ねたときにお勧めされた本のうちの一冊です。 この本の一番面白と思うところ、この本の特徴は、話が死体目線で書かれているところだと思います。 お兄ちゃんが大好きな女の子(以下、妹)は、お兄ちゃんのお友達の女の子が、お兄ちゃんのことが好きだということを知ります。知った妹は、その時木の上で話していたのですが、その女の子を木から落としてしまうのです。 当然その女の子は死んでしまい... Read More

道尾秀介は好きな作家です。「向日葵の咲かない夏」が話題になり、本が売れ始めて以来、ずっと注目し、作品を手に取ってきた作家です。 ミステリーでデビューした作家ですが、最近は人間の機微に触れる優しい小説も発表しています。今回の「鏡の花」もその流れの中の作品です。 「鏡の花」はそれぞれが独立して読むことができる中編5作品を収録している形の章立ての文庫版で読みました。それぞれの登場人物が最終章で集まる形になり、一作としての共通した流れがわかるようになっています。 著者の言葉「生きていてくれてありがとう。その思いを... Read More

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