私がお勧めしたい本は、乙一さんの「夏と花火と私の死体」という本です。

この本との出会いは、母が昔に買って家にあり、何か面白い本はないかと尋ねたときにお勧めされた本のうちの一冊です。

この本の一番面白と思うところ、この本の特徴は、話が死体目線で書かれているところだと思います。

お兄ちゃんが大好きな女の子(以下、妹)は、お兄ちゃんのお友達の女の子が、お兄ちゃんのことが好きだということを知ります。知った妹は、その時木の上で話していたのですが、その女の子を木から落としてしまうのです。

当然その女の子は死んでしまいます。そこに駆け付けたお兄ちゃんは、死体を隠すことを考えて、ここから兄妹はらはらするような四日間を過ごすことになるのです。

当然女の子がいなくなったしまったことは、その家族が警察を呼んだり、本人たちが探したりするわけです。隠そうとしている側の兄妹はばれそうになるのを繰り返して過ごすのです。この四日間の描写が、死体目線なのですが、「今日、私の捜索が始まるということで・・・」「私を担いだ健くんは・・・」というような感じです。

このような、死体が話を進めるような物語に出会ったことがなかったので、内容もドキドキして面白いのですが、この書き方にも楽しめました。

最後、兄妹は女の子を隠しきることができるのでしょうか!!!また死体を隠す冒険と同時に進む、この村での、子どもの失踪事件についても最後わかるのですが、こちらも最後にびっくりします。

この作品を読んでから、他の乙一さんの本をたくさん読みましたが、どれも少し怖かったり、ドキドキしたりと、一気にはまってしまいました。