carlagrbac の記事

16件の投稿

この本と出会ったきっかけは、職場でのストレスがあまりにも酷く少し鬱っぽくなっている自分を感じた時でした。 ボーナスも少なく又、昇給も無いにも関わらず「私、かなり働いていない!?業務多くない!!!???」という気持ちが爆発しました。 しかし、環境を変えることは難しいし、こう思ってしまう自分をまず変えようとビジネス本を何冊も買い漁った中の1冊がこの本でした。 著者自身も怒りに触れた実体験が載っており、親近感が沸きます。 サラリーマン時代に理不尽な目に遭い、怒りを上司にぶつけ部署異動になり鬱病にまでなった著者で... Read More

どんな時代でもなくならず、また結婚している、していないにも関わらず女性の悩みのベスト3に入る「男性の浮気」をテーマに書かれた作品です。この作品は、作家本人が体験した話をもとに書かれているので、浮気のテーマを書かれた作品は、数多くありますが、本作品はリアリティが違います。 結婚されている方は、おおいに共感できる部分があるでしょう。 また、これから結婚を控えている方には、結婚のリアルを事前に学ぶことができることでしょう。 女性だけではなく、男性の方も自分のこれまでと重ねて読むと、女性の鋭い所に背筋が凍り、男性... Read More

東野圭吾の小説です。以前から同作者の他の作品を好んで読んでおり、この作品も手に取りました。 「虚ろな十字架」は死刑制度の是非がテーマになっています。 死刑制度に関わる問題が起きるのですから、悲しいシーンも多いです。 主人公の家族が被害者となるのですが、家族を失った人の苦しみについて、文章を読みながら痛いほど考えさせられます。 悲しみをどのようにして克服していくのか、死刑制度が悲しみを乗り越えるための一助になるのか、という点もこの小説を読みながら思いを巡らせました。 被害者と加害者、また事件を裁く側それぞれ... Read More

私がお勧めしたい本は、乙一さんの「夏と花火と私の死体」という本です。 この本との出会いは、母が昔に買って家にあり、何か面白い本はないかと尋ねたときにお勧めされた本のうちの一冊です。 この本の一番面白と思うところ、この本の特徴は、話が死体目線で書かれているところだと思います。 お兄ちゃんが大好きな女の子(以下、妹)は、お兄ちゃんのお友達の女の子が、お兄ちゃんのことが好きだということを知ります。知った妹は、その時木の上で話していたのですが、その女の子を木から落としてしまうのです。 当然その女の子は死んでしまい... Read More

道尾秀介は好きな作家です。「向日葵の咲かない夏」が話題になり、本が売れ始めて以来、ずっと注目し、作品を手に取ってきた作家です。 ミステリーでデビューした作家ですが、最近は人間の機微に触れる優しい小説も発表しています。今回の「鏡の花」もその流れの中の作品です。 「鏡の花」はそれぞれが独立して読むことができる中編5作品を収録している形の章立ての文庫版で読みました。それぞれの登場人物が最終章で集まる形になり、一作としての共通した流れがわかるようになっています。 著者の言葉「生きていてくれてありがとう。その思いを... Read More

佐藤健主演で映画化もされた「何者」就職活動を通して現代の若者が抱えている闇の部分を描いた作品です。 一遍穏やかに過ごしている日常の中で本音を押し隠し、仲間にも本音を打ち明けられない現代、そのはけ口としてのSNSの存在をうまく使い若者達が自分の存在価値を見出せずに苦しみぬく話です。 はっきり言って後味のいい小説ではないです。出てくる登場人物は誰も基本的には好感もてない人物ばかりで主人公の目線を通じてその人間の嫌な部分を惜しみなくついていきます。 またそれが、誰にでも当てはまる部分があり、自分自身の嫌な部分を... Read More

ルミネの広告で有名な、コピーライターの方が書かれた恋愛小説の短編集です。 彼氏とのマンネリ化に悩む女性、不倫関係から抜け出せず、美容に力を入れすぎている女性、10歳年下の男性に恋をした、奥手の女性など、境遇や性格が、全く異なる女性たちの恋愛模様を描いています。 彼女らに共通することは、あるセレクトショップを訪れ、そのショップの店員が勧める服を試着することで、自分の人生や、恋愛模様を見つめ直します。 そして、そこで出会った服をきっかけに、それぞれの恋に、新たな一歩を踏み出します。 物語の中には、いくつもの共... Read More

この小説は、恋愛工学と呼ばれる恋愛と科学、心理学が融合して造られた学問をストーリーにしてつくられたものです。 私がこの本に出会ったのは、本屋で何か面白い本ないかなーと探していたところタイトルに目を惹かれ思わず衝動買いしました。 普段僕はビジネス書しか読まないのですが、唯一小説でこれほど面白い本はないと思えたものです。 物語はある一人の男が、全然モテたことなくてやっとできた彼女に浮気され絶望に瀕していた時に恋愛のプロに出会ってしまうところから始まります。 そこからモテない男はモテる男を目指そうとプロに頼み込... Read More

作家小林泰三が書いた人獣細工。 この本は角川書店より出版されています。 3話のホラー系の短編で構成されており、人間の本質や生き方について問いつめるような短編小説集という印象を受けました。 一つ目の短編人獣細工はバイオホラーで父親から臓器移植を施されてきた娘が主人公です。 私がこの短編で思わず注目してしまった所は、娘の繊細な気持ちが細かく書かれている事です。 心が脆く傷つきやすい人間の感情が書かれているので、まるで身近に起こった出来事ではないかと思わず錯覚してまいました。 娘が自分の体に豚の臓器が入っている... Read More

齋藤孝さんが書いた「偉人たちのブレイクスルー勉強術 ドラッカーから村上春樹まで」という本を読みました。 著者の齋藤孝さんは文学部の大学教授をされていて、テレビのクイズ番組に出演された事もあるほど博識なんです。 そんな教養のある方が書いた、偉人たちの勉強法を紹介する本です。題名の通り、ドラッカーや村上春樹など、世界の偉人たちはどんな勉強法を実践していたかを紹介していた本なんですが、これが面白かったです。 ただ勉強法を紹介していくのではなく、「一人ではやる気がおきにくいあなたに」など、色んなタイプの人に向けて... Read More

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