「幸運の女神を味方にする方法 / 森田 健 著」を読んで

この本は、自分で運命を切り開こうとしてはいけないという努力が一番と広く考えられている価値観に一石を投じる本です。自分で頑張っても効率が悪いから、目標を持って努力するより、外見や環境を変えることによって運を良くするというものです。

「内面を磨く努力をするより服装や髪形を変える方が開運につながる。」、「玄関から向かって右側を左側より高くする方が開運する。」、「異性運を上げたかったら、玄関から向かって女性は右側、男性は左側に空の花瓶を置くといい。」等の具体例が書いてあります。

また、ラッキーなことが起きた時、「幸運の女神がほほ笑んだ」というけれどもこれはただの比喩ではなく「幸運の女神」は実在するというのが作者の持論です。

そして、その女神に好かれるためには、玄関をきれいにしておくといいそうです。また、その女神は、「ある」か「ない」のオール・オア・ナッシングの世界で、中途半端な概念はないとのことです。

プラスの例をあげると「道で10円拾う」ことと「宝くじで3億円当たる」ことは、私たちには全然違うことでもデジタルの世界にいる女神にとっては「同じようなもの」なのだそうです。

ですから、少し不運なことがあってもこれくらいですんでよかったと思うことが肝要で、これに関しては一般論と同じです。さらにこの本には、3度悪いことがあると運命好転のチャンスであるから、2度悪いことが続いたときは、いっそ指を切るなどして、自分で3回目を作ってしまってもいいとまで書いてあります。

しかし、これに関しては、私の場合6回くらい悪いことがあってやっと一回いいことがある感じで自分は打率が悪いなと感じました。

自分の努力が実った人は、読まなくてもいいですが、努力したのに「幸運の女神」にほほ笑んでもらえなかった人は、読んでみるといいのではないかと思います。