2018年

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辻村深月の本を紹介するのはとても難しいです。 なぜなら抜群に面白いシーンは往々にしてその話の肝であり、答えであり、壮大なネタバレだからです。この『スロウハイツの神様』もそんなオススメしづらい辻村深月作品のひとつです。 この本の好きなところを挙げるとなるとキリがないのですが、特にという点を挙げるとするなら、それは登場人物がちゃんと生きているというところでしょう。 この物語では、話し手となる主人公がころころと変わっていく。 それは売れっ子脚本家であったり、天才画家であったり、苦労人の漫画家志望であったりするの... Read More

良い野球選手とは、どんな選手でしょう? 例えば、バッターなら打率が高い、足が速い、バッティングフォームが良いなどそういったことを思い浮かべると思います。 実際野球の本場アメリカでは、選手をスカウトする際にはこういったことを評価基準にしていました。 しかし、アスレチックスのゼネラルマネージャー、ビリー・ビーンは少し違いました。 従来の評価基準にとらわれず、統計学的に野球を分析し独自の評価基準を生み出したのです。 そして、ビリーはその基準に基づいて選手をスカウトしていきます。 スカウトされた選手は、それぞれ個... Read More

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