昔読んだ小説、江戸川乱歩の鏡地獄が好きです。 十代の頃読んだ時には、様々な角度の鏡が張り付けられている装置に入ったくらいで発狂なんてしないだろうと思っていたのですが、今思うとあれは意味があるのではないかと思うのです。 鏡にうつる自分というものが、こっちの鏡から見れば、違う自分。こっちの鏡からみればまた違う自分。 それは価値観の乱反射だったのではないかと思うのです。 今見ている自分というものが、この角度はかっこいい、この角度はブサイクなどは、思ったことのある人も多いと思います。 なので、鏡地獄の空間の中には... Read More