2018年2月

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本作は、小野不由美先生の書き下ろし単行本です。 当時、色々な作家さんが子供の為に物語を書くという企画「ミステリーランド」で発刊されました。 久々に読み返したところ、やっぱり面白かったです。 主人公は、小学校の男の子・耕介。夏休みに父親と二人、亡き母親の親戚へやって来ました。 初めて来た本家は、古くて大きな山間の古民家。 耕介親子の他にも、たくさんの親戚や、その子供達が来ていました。具合の悪い大伯父が存命のうちに、誰が家を継ぐか決める為です。 本家には先祖代々、子供が授からないという、呪いの言い伝えがありま... Read More

辻村深月の本を紹介するのはとても難しいです。 なぜなら抜群に面白いシーンは往々にしてその話の肝であり、答えであり、壮大なネタバレだからです。この『スロウハイツの神様』もそんなオススメしづらい辻村深月作品のひとつです。 この本の好きなところを挙げるとなるとキリがないのですが、特にという点を挙げるとするなら、それは登場人物がちゃんと生きているというところでしょう。 この物語では、話し手となる主人公がころころと変わっていく。 それは売れっ子脚本家であったり、天才画家であったり、苦労人の漫画家志望であったりするの... Read More

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