本作は、小野不由美先生の書き下ろし単行本です。
当時、色々な作家さんが子供の為に物語を書くという企画「ミステリーランド」で発刊されました。
久々に読み返したところ、やっぱり面白かったです。
主人公は、小学校の男の子・耕介。夏休みに父親と二人、亡き母親の親戚へやって来ました。
初めて来た本家は、古くて大きな山間の古民家。
耕介親子の他にも、たくさんの親戚や、その子供達が来ていました。具合の悪い大伯父が存命のうちに、誰が家を継ぐか決める為です。
本家には先祖代々、子供が授からないという、呪いの言い伝えがありま... Read More
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