2017年11月

2件の投稿

ホラーで定評のある作家貴志祐介先生の作品ですが、これはホラーというより、エグさと少々のグロさとサバイバルが基本になってきる気がします。 タイトルのクリムゾンは、赤い岩肌に囲まれた砂漠からきています。 主人公はある時目を覚ますと、なぜか見知らぬ火星のような、赤い岩肌に囲まれた場所に。その後いろいろなヒントや手掛かりを探し、行動をしつづけていると自分がどうやらスナッフ・ビデオ(人を殺す様子や死ぬところを映した一般では流通していないビデオ)の登場人物の一人として、選ばれたことを知ります。 実はこのビデオに出てく... Read More

「あんじゅう」は、宮部みゆき先生のライフワークであるシリーズの、二冊目です。辛い事件から心に深い傷を負った少女・おちかが、叔父の計らいで様々な人の、不可思議な経験を聞き集めるうちに、少しずつ前を向き始めます。 この巻には四つの物語が収録されていますが、私が特に好きなのは表題作。 ある若侍が打ち明けた、不思議な「紫陽花屋敷」にまつわるお話です。 おちかの身近な人物も関わるその屋敷は、以前から住む人もおらず荒れ果て、不気味な声や気配がすると、恐れられていました。かつて屋敷に住み暮らしていた加登夫妻は、やはり不... Read More

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